スポンサーサイト 

--/--/--
--. --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[edit]

CM: --
TB: --

page top

7月メール/七夕にて。その2 

2008/07/14
Mon. 21:41

あれ…。何時の間にやら3日も日記書いてなかった。
週末にかけてドタバタしてて忙しかった…。(取り敢えず7SEEDSだけは読んだけど)

関係ないですがドラマの光流と忍のネックレス(チョーカー?)が気になって仕方ないです!
あの二人、太陽と月のネックレスしてない?しかも光流なんていつもしてない?
いやーーー!!なんかもう出来てないですか?(ドラマでも)
ごめんなさい。週末はその事が気になってて…。
第2話ではどうなのかな…。早く見たいです!(●●チャン頼むよ!)

拍手有り難うございます!日記さえも更新してなかったのに本当に嬉しかったですvv


取り敢えず七夕ssの続きです。(七夕過ぎまくってるのに…)


7月メール/七夕にて。


その2


公園に着いた。
そこは人気の全くない鬱蒼と生えている木々が存在感を示す、ブランコとベンチがあるだけの公園だった。
光流は木製のベンチに女性を降ろし、その様子を伺った。
「大丈夫ですか?」
「…はい。すみません」
抱き上げている時は顔の距離が近すぎる事も手伝い、まじまじと見る訳にはいかなかったが、女性はとても綺麗な顔立ちをしていた。
白い肌、大きな瞳、桜色に色付く形のいい唇。
そして長くて真っ直ぐな、美しい黒髪。

男だったら誰でも、今の状況はラッキーというものかもしれない。
現に今の光流も、まんざら悪い気はしていなかった。

ーーでも、俺は…。

女性は幾分かましにはなった様だが、とても顔色が悪かった。
「病院に行かなくて、本当に大丈夫ですか?」
「…はい。少しだけ休めば…」
光流はそんな女性から公園の入り口付近へと目線を動かした。そこには自動販売機が見えた。
「何か水分を取った方がいいですね。何がいいですか?」
「…では、お茶を」
「ちょっと、待ってて下さいね」
自動販売機に向かいながらも、頭をかすめる忍の存在。
そして、交わした約束。

ーーでも今は流石に、あの人放っておけねえし…。

取り敢えず自販機でお茶を買いながら、携帯電話を取り出す。
そして、忍へとメールを送った。


少し遅れる。
ごめん忍!
絶対行くから、待っててくれ!


「待っててくれるかな…?」

メール送信画面に向かって思わず、呟いてしまう。

「無理だろうな…」

待ち合わせ時間は、刻一刻と過ぎていく。
時間に厳しい忍の事だ、待っていてくれるとは到底思えない。
「…遅れるなよって、言われてたのにな」
自分から誘ったのに、それを反古にしてしまう様な行動をとっている自分。
「言いたい事もあったのに…」
どう仕様もない事なのだが、少しのジレンマが自らを苛む。
しかし困っている人が目の前にいるのに、それを放っておく様な事は池田光流故に出来ない。
「やっぱり。俺ってば、お人好し…」

ーーお前はそのお人好しで、自ら墓穴を掘る事を買って出ているな

「やっぱりアイツの言う事は正しい」

ーーでも…。そんなお前は、結構嫌いじゃないぜ?

「…ま、しょうがねえ」

携帯を折り畳み、そのままジーパンの後ろポケットに仕舞う。

「…ごめんな、忍」

光流はお茶片手に、女性の元へと急いで向かった。
丁度その時、携帯の電源が切れてしまった事に光流は気付かなかった。




同じ頃、忍は光流へと返信メールを送っていた。


何があったんだ、光流?
説明しろ。


このメールは光流の元へと届く事は無く、メールセンターへと転送された。
しかしその事を忍が知る術も、光流の今の状況を理解する事が出来る訳でもなく、ただ無情に時間だけが過ぎていくのだった。



暫くして、忍は光流へと電話をかけてみる事にした。
すぐにメールの返事が来ると思っていたのだが、幾ら待っても光流からのメールは来なかったのだ。
忍は慣れた手つきで短縮番号を押す。


発信/光流携帯

ただいま電波の届かない場所か、電源が入っていない為……。


機械的に話す女性のアナウンスが響き渡る。


ピッー。
忍は静かに電話を切った。

「光流……」


見上げた空は、すれ違う二人を静かに見守る夕日が、ゆっくりと夜を連れて来ようと準備をしていた。
時刻は7時を迎えようとしていた。


続く。

[edit]

CM: 0
TB: --

page top

この記事に対するコメント

page top

コメントの投稿

Secret

page top

2017-08

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。